こちらの記事で期間工のメリットを紹介しましたが、ではデメリットは?
もしかしたらメリットよりも気になる、期間工をするにあたってのデメリットをまとめてみました。
期間工のデメリット
体を壊すこともある
一番よくあるのが、「バネ指」というひどい腱鞘炎症状です。
一日中指を酷使するのが原因で、働きはじめのひとがかかりやすい病気です。
本当は安静にするのが一番なんですが、そんなわけにもいかないずガマンして乗り切る人がほとんど。
軽くマッサージをしたり、塗り薬などで自然に完治していくようです。
痛みがひどくて作業に支障が及ぶようなら、社内医務に相談してみましょう。
慣れるまでは交代制がつらい
これも健康面。
これは期間工に限りませんが、日勤と夜勤の2交代制の勤務はというのは体に負担がかかりやすいものです。
とくに夜勤になると、昼の明るさや生活音が気になって、しっかりとした睡眠が取れない人がいます。
工場ワークは体力が基本なので、休息が取れないのは致命的。免疫力も落ちてしまい、風邪などをひきやすくなってしまいます。対策としては、
- 寝る前の食事は腹八分目
- お風呂で体をほぐす
- 適度なストテッチで血行をよくする
- 日の光はアイマスクや遮光カーテンでなどでシャットアウト
- あたたかいミルク(ハーブティでも)を飲む
などが効果的。
交代制も体が慣れるまでのがまんです。
女性との出会いが期待できない
あわよくば職場恋愛できないかなと期待してしるなら残念なお知らせです。
期間工での出会いがきっかけで、彼女ができる可能性は限りなく0に近いです。
理由は簡単、「女子がほとんどいないから」
期間工で彼女探しをするぐらいなら、休日に街に出てナンパするほうが数倍効率的ですよ!
最長35ヶ月しか働くことができない
職場が気に入って、ずっと「ここで働き続けたい」と思う人もいるでしょう。
ですがどれだけ長く働きたくても、期間工として同じ職場で働けるのは35ヶ月までです。
これは労働基準法で定められているので、どこのメーカ(工場)でも同じ。
もし35ヶ月以上同じところで働きたければ、期間満了後に再雇用してもらうか、社員登用してもらうかのいずれかしかありません。
再雇用の場合はまた1年目からの扱いになるので、給与や待遇などは悪くなります。(経験者手当はつきます)。実績があるため採用はされやすいと言われています。ほかの工場でまたイチから始めるより気楽なのは確かですね。
ハズレの寮に当たるとつらい
会社が用意してくれる寮にはいくつかのタイプがあり、当たりとハズレが激しいといわれます。
寮は自分で選べないので本当に運任せです。
一番当たりなのは完全個室のマンションタイプ。普通の一人暮らしと同じ環境と考えてください。プライバシーが守られ、いつも自分のペースで生活ができるのでリラックスできますね。
次にお風呂とトイレが共用で、自室は個室タイプ。広さは6畳ほどでプライベートな空間がありつつ、孤独を感じることがないので、このタイプが気に入っている人多いそう。
食堂付きなので、食事に関しては悩むことがありません。ただ共有スペースでのルールが守れない人がいるとイライラしますね。
古い寮だと、隣の部屋との仕切りがふすまだったりするそうで、それがいわゆるハズレ部屋といわれています。
いびきやテレビの音まで漏れてきて、ストレスが半端ないという話を聞きました。
ただあまりに不満が多い寮は、そのせいで仕事を辞めてしまうこともあるそうなので、最近はめっきり減ってきたとのことです。
まとめ
期間工のデメリットといわれていることをいろいろご紹介しましたが、どれも個人の受け取り方次第でもあります。
人によっては大した問題じゃないこともありますし、対策次第で改善できることもたくさんあるはず。
メリットと合わせて、入社前に確認と準備をしておきましょう。