期間工になるには、まず面接を受けなくてはなりません。
どんな企業面接でも履歴書や服装などなど細かいチェックポイントはあリますが、期間工面接はやや特殊です。
期間工の面接は形だけ、という噂もありますが、アンケートでは「落とされた」と回答した人が13人中ふたりいらっしゃいました。
なぜ落とされたか正確な答えは分かりませんが、面接でどう対応したのか聞いてみたらヒントはありました。
ここでは上記をふまえて、期間工を志望する人に覚えておいてもらいたい、面接突破のポイントを3つまとめてあります。
※年齢が30代までの人を対象にしています。中高年に近づくほど、採用が難しくなる傾向があります。
1、受け答えはポジティブに
面接官の質問は、前向きな言葉で返しましょう。
例えば、前職がブラック企業だったとします。


これは...❌です!
本音はそうでしょうが、これだと印象はよくありません。
期間工の仕事は、繁忙期に残業や休日出勤はつきもの。そんな理由なら期間工も続かないのでは?と思われるのがオチです。

これも❌。期間工の仕事の多くは同じ作業の繰り返しであることがほとんど。つまりルーティンワークの毎日です。
車に携わっていれば幸せ、という人以外は、なかなか充実感は感じられないのが一般的。
そのかわり、ノルマやアイデア出しといったプレッシャーがないのが期間工のお仕事です。
それを分かっていないと、面接官に「この人またすぐやめるだろうな」と思われてしまいます。
ですから、そういった理由の場合はあえて正直には答えず、
「ものづくりに携わってみたかった」
「車が好きで、一度自動車メーカーで働いてみたかった」
「社員登用に積極的と聞いて、ぜひチャレンジしたい」
などなど、期間工の仕事に興味があるというのを全面に出すと好印象です。
2、体力ありますアピールをする
期間工は体力勝負なところがあります。
立ちっぱなしの作業、空調があまり効いていない環境、交代制による不規則な生活、関節痛など、体に負担がかかる要素が多いからです。
皆勤手当狙いまたは人員不足で、風邪気味の人も休めず出勤する人もいて、感染…ということもありえます。
とにかく入社一ヶ月は、帰宅後ぐったりで食欲もない…という人が続出。
なので健康と体力には自信があります!というのはかなりの高得点でしょう。
ただ、本当に体力に自身が無いのに嘘をついて入社になった際、あえて体力的にキツい部署にされることが心配です。仕事内容による体への負担は、部署によってかなり違ってきます。
本当に自信がある人はしっかりアピールし、そうでもない人は「普通です」といっておく方が安全です。
アンケートで期間工を落とされた人は、持病があること(治らない病気)を告白していました。やはりそういった人には期間工はおすすめできないので、違うジャンルのお仕事を探すほうが懸命です。
3、常識がある
期間工の面接には色んな人がやってきます。実際働いている人も様々。
髪の色やピアスはとくに問題になりませんし、学歴で判断されることもありません。なので一見近寄りがたい人も多かったりします。
そんな中で、面接に適した黒いスーツを着て、身だしなみを整え、履歴書を丁寧に書き、ポジティブな受け答えをするだけで、かなり合格ラインに近づきます。
つまり、常識の範囲での面接を行えばほぼ大丈夫。欲を言えば、健康で体力があればなおOKです。
ぜひ参考にしてみてください!